ユーロファイター用「ECRS Mk.2」レーダーの開発に、伊レオナルドのエンジニアチームが参加

(画像:Leonardo)

レオナルドは9月14日、ユーロファイター・タイフーン用AESAレーダー「ECRS Mk.2」の開発に、同社のイタリアのエンジニアチームが加わると発表した。

ECRS Mk.2の開発はレオナルドのイギリス法人であるレオナルドUKが主体となって進めていたが、イギリス国防省とイタリア国防省がECRS Mk.2の開発でイギリスとイタリアが協力する「Statement of Principles」(SoP)文書を承認したことから、レオナルドのイタリアのエンジニアチームが加わることとなった。

イタリアのエンジニアチームの参加はECRS Mk2の開発の成功に貢献することに加えて、イタリア国防省がこの新しいレーダーシステムを運用の全段階で主権的に管理できるシステム設計能力を身につけることも目標としており、レオナルドはイタリアがECRS Mk2の開発に全面的に参加するための第一歩と位置づけている。

イギリスは他国にもECRS Mk2の開発への参画を呼びかけており、F/A-18C/Dの後継機としてユーロファイター・タイフーンが提案されているフィンランドにも参画が打診されている。

ECRS Mk2はマルチファンクション・アレイの採用により、広帯域電子攻撃を含む再プログラム可能な電子戦能力を備えている。試作システムの製造は既に開始されており、2022年には改修作業を受注しているBAEシステムズのウォートン工場へ納入され、統合と飛行試験を行なう予定となっている。