ラインメタル、DSEIでUGV「ミッションマスターXT」の対戦車モジュールを発表

(写真:Rheinmetall)

ラインメタルは9月14日から17日までロンドンで開催された防衛総合イベント「DSEI」で、同社の子会社であるラインメタル・カナダが開発したUGV(無人車輛)「ミッションマスターXT」の対戦車ミサイルランチャーモジュールを公開した。

2021年6月に発表されたミッションマスターXTは、戦闘重量2,217kgの装輪式UGV。特殊部隊での使用を想定して開発されており、積雪地や砂地、岩場、山岳地帯などの地形に対応できる。また最大ペイロード重量(1,000kg)積載状態での浮航能力も備えている。過酷な地形に対応するためタイヤの空気圧調整装置が装備されており、タイヤは2cmの穴が開いた状態でも走行できる。

(画像:Rheinmetall)

今回発表された対戦車ミサイルランチャーモジュールは、MBDAの長距離・全天候型対戦車ミサイル「ブリムストーン」を使用している。

ブリムストーンはミリ波レーダーとレーザー誘導のデュアルシーカーを備えており、視程内および視程外の移動・静止目標を攻撃できる。ミッションマスターXTに搭載される誘導装置は複数のターゲットへの同時発射や、単一のターゲットへの一斉発射も可能となっている。

ミッションマスターシリーズに採用されている自律機能キット「PATH」は、チャレンジャー3戦車やリンクス歩兵戦闘車などの戦闘車輌の乗員が、ミッションマスターを制御できる機能も備えており、ラインメタルは有人戦闘車両と攻撃型UGVの協働により、戦力を増強できると述べている。