ロシアン・ヘリコプターズ、ロシア国防省とKa-52M戦闘ヘリの納入契約を締結

(写真:Russian Helicopters)

ロシアン・ヘリコプターズは8月24日、モスクワのパトリオット・エキシビションセンターで開催された防衛総合イベント「ARMY2021」の会場で、ロシア国防省とKa-52M戦闘ヘリコプターの初号機の納入契約を締結したと発表した。

2020年8月に初飛行したKa-52Mはロシア航空宇宙軍とロシア海軍が運用しているKa-52の能力向上型で、AESAレーダーの搭載や新型ミッション・コンピュータの搭載、最新型アビオニクス・コンプレックスの採用、UAS(無人航空機システム)と協働するMUM-T(Manned Unmmaned Teaming)能力の追加、北極圏などの寒冷地での運用を考慮した発熱体内蔵のメインローター・ブレードの採用、降着装置の強化といった改良が施されている。

(写真:Russian Helicopters)

ロシアン・ヘリコプターズはAESAレーダーの搭載により、Ka-52Mはより能力の空対地ミサイルの運用能力を得るとも述べている。同社はミサイルの詳細については明らかにしていないが、ロシア航空宇宙軍のセルゲイ・スロヴィキン司令官はARMY2021の会場で、現在Ka-52Mに搭載されている9K121「ヴィーフリ」対戦車ミサイルの能力向上型「ヴィーフリM」が、Ka-52Mに搭載されると述べたと複数のメディアが報じている。

Ka-52Mの生産作業は8月から開始される国家総合テストの完了後に本格的に開始される予定で、初号機の納入は2022年を予定している。