ラファエル、JLTVから「スパイクNLOS」の実射デモに成功

(写真:Rafael Advanced Defense Systems)

ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズは7月27日、エストニアにサーレマー島で行われたデモンストレーションで、オシュコシュ・ディフェンスの「JLTV」から、「スパイクNLOS(Non-Line-Of-Sight)対戦車ミサイルの実射に成功したと発表した。

エストニア海軍が主催したデモンストレーションでは、スパイクミサイルを使用しているNATO諸国を含む14カ国の代表者や、エストニア国防省やエストニア軍の幹部の前で、JLTVに搭載されたランチャーから海上に置かれた大きさや特徴の異なる目標に向けて視程外から2発が発射され、目標の破壊に成功した。

スパイクNLOSは、第5世代の射程32kmのミサイルで、ナビゲーションシステムによって達成される高い有効性と、広範囲のターゲットを破壊できる致死性の弾頭を備えている。双方向のデータリンクにより発射から標的への命中まで、ミサイルを完全にコントロールすることが可能で、パッシブ電子光学シーカーを使用しているため、GPSが使えない環境でも運用できる。

ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズで精密戦術兵器システム部門のマーケティング・事業開発担当ディレクターを務めるローマン・パラリア氏は「弊社はスパイクのユーザーとしてエストニア軍を迎えることができたことを光栄に思っています。特に、この困難な時代に、スパイクNLOSのユニークな性能を実証するために協力してくれたエストニア海軍に心から感謝します。また、パートナーであるオシュコシュには、両社の優れた協力関係により、簡単に統合できる共同ソリューションをJLTVに搭載して実証する機会を与えていただいたことに感謝しています」とのコメントを発表している。