米陸軍、M2ブレッドレーを後継する「OMFV」のコンセプトデザインフェーズ契約を5社と締結

(画像:Rheinmetall)

アメリカ陸軍は7月26日、現在同陸軍が運用しているM2ブレッドレー歩兵戦闘車を後継する戦闘車輛「OMFV」(Optionally Mannes Fighting Vehicle/任意人員配置戦闘車)のコンセプトデザインフェーズ契約を、ポイントブランクエンタープライズ、オシュコシュ・ディフェンス、BAEシステムズ・ランド・アンド・アーマメント、ジェネラル・ダイナミクス・ランドシステムズ、アメリカン・ラインメタル・ビークルズの5社と、2億9,940万ドルで締結したと発表した。

OMFVは無人運用が可能な歩兵戦闘車で、UGV(無人車輛)をはじめとする自律・半自律型無人装備の制御能力を持つ車輛として構想されている。

コンセプトデザインフェーズではデジタル設計による開発で要件を成熟させることを目的としており、このフェーズで開発された概念設計は、2022会計年度の第1四半期に発行される予定の正式なOMFVの要求文書「A-COD」に反映される。

アメリカ陸軍はA-CODの発行後、詳細設計フェーズのコンペを実施して2023会計年度の第2四半期に最大3社と契約し、詳細設計コンペの勝者は試作車輛を製造。試作車輛の試験を経て、2027会計年度末にOMFVの製造企業を決定する予定となっている。

(画像:BAEシステムズ)

今回コンセプトデザインフェーズ契約を締結した5社のうち、アメリカン・ラインメタル・ビークルズはレイセオン・テクノロジーズ、L3ハリス、テクストロン・システムズと「チームリンクス」を結成し、ラインメタルが開発したKF41リンクス歩兵戦闘車をベースに設計を行なうことを明らかにしている。
またBAEシステムズ・ランド・アンド・アーマメントはエルビット・システムズ・オブ・アメリカ、オシュコシュ・ディフェンスはハンファ・ディフェンスとチームを結成して、概念設計を行なうことを、それぞれ明らかにしている。