タレス、仏DGAから同国空海軍向けラファールF4のHMDとディスプレイを受注

(画像:DGA)

タレスは7月22日、フランス軍事省装備総局から、同国航空宇宙軍と海軍が運用するダッソー・ラファール用のヘルメット内蔵型照準・表示(HMD)システム「スコーピオン」350セットと、デジタル多機能ディスプレイ400基を受注したと発表した。

スコーピオンはラファールの最新仕様F4に統合されるHMDで、ヘルメット自体も重量とバランスを最適化されており、パイロットの身体的負担を軽減する。

デジタル多機能ディスプレイもF4 仕様の新造機とアップグレード改修機に搭載されるもので、現在フランス航空宇宙軍と海軍で運用されているラファールが装備するラテラル・ディスプレイに比べて表示領域の拡大やタッチスクリーン・インターフェースの改善、処理能力の向上が図られている。

タレスでフライトアビオニクス担当副社長を務めるジャン=ポール・エバンガ氏は「任務達成の成否が一瞬で左右される状況下では、パイロットは戦術的環境を素早く理解し、航空機のシステムを直感的に操作できなければなりません。高度なディスプレイ機能と武器システムとの連携機能を備えた最新世代のスコーピオンとデジタル多機能ディスプレイを提供することで、将来のラファールF4の乗組員に、ミッションの成功に欠かせない運用上の優位性を提供できる機会を得たことを嬉しく思います」とのコメントを発表している。