タレスのハイブリッドUAS「UAS100」のハーフスケールプロトタイプが初飛行

(写真:Thales)

タレスは7月7日、ハイブリッド機関を使用する長距離UAS(無人航空機システム)「UAS100」のハーフスケールプロトタイプが初飛行したと発表した。

UAS100はフランス国防革新庁を通じてフランス軍事省の支援を受け、Issoire AviationおよびHionosと共同で開発を進めているUASで、開発にあたってIssoire Aviationは同社が得意とするオールカーボン製航空機の設計と製造技術に関するノウハウ、Hionosは自動操縦ソフトウェアソリューションをそれぞれ提供している。

動力には2基の電気モーターと内燃機関を併用するハイブリッド機関を使用しており、100㎞を超える航続距離を得ることを目指している。 また 耐妨害性の高いナビゲーションシステムを採用することで、密集した電磁環境下でも安全な運用を可能としている。

UAS100はヨーロッパの新しい「SC-LUAS」(Special Condition – Light Unmanned Aircraft Systems)規制の要件をを充足しており、タレスはUAS100がインフラ検査、沿岸監視、国境監視、イベントセキュリティから、捜索救助や軍事活動など様々なミッションを、一般航空規制に完全に準拠した運用で満たせるUASであると述べている。