ドイツ自動車連盟のH145、ドクターヘリ初の持続可能燃料による飛行を実施

(写真:Airbus Helicopters)

エアバス・ヘリコプターズは6月7日、同社のH145ヘリコプターがドクターヘリとして初めて、持続可能な航空燃料で飛行したと発表した。

持続可能燃料で飛行したのは、ドイツの非営利団体ADACLuftrettung(ドイツ自動車連盟)が運航するH145。同機はミュンヘンのハーラヒング・クリニックの救難ステーションでADACLuftrettungの理事会、エアバス・ヘリコプターズ、サフラン・ヘリコプター・エンジンズ、エネルギーメーカーのトタルエナジーズの幹部の立会いのもと、SAFのひとつであるバイオ燃料を給油した後、飛行を行なった。

今回使用されたバイオ燃料は、トタルエナジーがフランスの施設で使用済み食用油から製造された。バイオ燃料はJET-A1タイプの従来型灯油との混合使用が認定・承認されており、H145は40%の混合燃料で飛行。エアバス・ヘリコプターズはJET-A1のみを使用した場合と比べてCO2排出量を33%削減することができたと述べている。

またADAC Luftrettungとサフラン・ヘリコプター・エンジンズは同日、持続可能燃料に関する長期契約を締結している。この契約は今後数年のうちにバイオ燃料の混合比率を最大100%まで高め、その後、化石燃料に代わるもう一つのドロップイン燃料であるPTL(Power-to-Liquid)と呼ばれる合成電子燃料の使用の促進が想定されている。