
(写真:Bundeswehr)
サーブは5月24日、パナヴィア・エアクラフトから、ドイツ空軍が運用するトーネードIDS戦闘攻撃機のレーダー警報装置のアップグレードを、4億スウェーデンクローナで受注したと発表した。
サーブは1999年にドイツ空軍のトーネードIDSに搭載されているレーダー警報装置の開発と製造を受注している。今回受注したアップグレードは処理能力の向上による運用寿命の延伸を目的としたもので、サーブは最新のデジタルコンポーネントの供給により、この目的を達成すると述べている。
作業はドイツのニュルンベルクとスウェーデンのヤルファーラで実施され、2021年から2025年にかけて納品される予定となっている。