タレス、新航空管制レーダー「RSM NG」を発表

従来型レーダーに比べて設計重量と体積が約30%低減された「RSM NG」(写真:Thales)

タレスは3月17日、新型二次航空管制用レーダー「RSM NG」を発表した。

RSM NGはエンハンスドモードSレーダーとADS-B1センサーを一体化することで、迅速にトラックを初期化し、信頼性の高い高品質な情報を管制官に提供することに主眼を置いて開発されており、タレスは単なるレーダーではなく2-in-1のメタセンサーであると述べている。

能力はELSおよびEHSモードSで256 海里をカバーし、スキャンレートは最大15回転/分、最大2,000のフライトトラックを追跡し、64のデータ出力を異なる航空交通センターに同時に共有できる。またハードウェアを追加することなく、360度全周でADS-B Extended Squitterの検出が可能とされている。

サイバーセキュリティにも最新の技術が導入されているほか、HUMS(Health Usage and Monitoring System)機能の装備によりメンテナンスコストの低減も図られている。設計重量と体積も従来型のレーダーに比べて約30%低減されており、将来のソフトウェアのアップグレードなどにも十分対応できる設計を採用している。