エルビット・システムズ、アジアの某国と「ヘルメス900」の供給契約を締結

アジアの某国に供給される「ヘルメス900」

エルビット・システムズは3月2日、アジアの顧客(国名非公表)との間で、同社のUAV(無人航空機)「ヘルメス900」を供給する契約を、約3億ドルで締結したと発表した。

契約期間は5年間で、エルビット・システムズはヘルメス900とそれに付随するサブシステム、メンテナンスとサポートを顧客に提供する。

2021年3月の時点で12ヵ国に採用されているヘルメス900は、MALE(中高度長時間滞空)に分類されるUAV。主要な想定用途はISTAR、ELINT、COMINTだが、通信中継や洋上哨戒、洋上の捜索救難などへの活用も期待されており、2020年5月には救命ボートの搭載・投下デモンストレーションも行なわれている。

エルビット・システムズのベジャレル(ブッツィ)・マハリス社長兼CEOは「無人システムを統合して多様化する運用ニーズに対応することは、継続的に求められています。あらゆる分野で自律的な能力を持つ当社の運用ポートフォリオは、これらのニーズに対応するための競争力を備えています」とのコメントを発表している。