レオナルド、イタリア海軍の新潜水艦「212NFS」の戦闘管理システムを受注

レオナルドが発表した戦闘管理システムのイメージ画像(写真:Leonardo)

レオナルドは2月26日、フィンカンティエリから同社が建造するイタリア海軍向けのU212NFS(Near Future Submarine)潜水艦の戦闘管理システムを、約1億5,000万ユーロで受注したと発表した。同社が潜水艦用戦闘管理システムを開発するのは今回が初となる。

契約には戦闘管理システムの設計と開発のほか、タラントの潜水艦センターにおける要員の訓練と、予備のハードウェアを含めた兵站支援が含まれている。

フィンカンティエリが発表した「212NFS」の
イメージCG(画像:Fincantieri)

U212NFSはドイツのテッシェンクランプ・マリンシステムズが開発し、イタリア海軍もサルヴァトーレ・トダロ級として採用した212Aの基本設計を踏襲するが、より液体力学を考慮した船体設計や、燃料消費量を低減させるフッ素樹脂製ファールリリースコーティング、音響信号を低減させる新型ブローイングシステムの採用などの改良が施される。また、レオナルド製の戦闘管理システムのほか、国産燃料電池の採用など、イタリアの技術も大幅に取り入れられる。

イタリア海軍は2月26日にフィンカンティエリと212NFS 2隻の建造契約を締結しており、1番艦は2027年、2番艦は2029年の就役が予定されている。契約には2隻のオプションが付帯しており、イタリア海軍は将来このオプションを行使して、4隻の改サウロ級を更新するものと見られる。