ボーイング、T-7A「レッドホーク」の本格的生産を開始

本格的な生産が開始されたT-7A「レッドホーク」(写真:Boeing)

ボーイングは2月23日、アメリカ空軍の次期高等練習機T-7A「レッドホーク」が、本格的な生産に移行したと発表した。

アメリカ空軍省は2020年9月に、デジタル・エンジニアリングを多用して開発した装備品を「eシリーズ」と呼ぶ方針を示しており、eシリーズの基準に該当することから「eT-7A」とも呼ばれるT-7Aはデジタル設計の多様により、コンセプト策定から36カ月間で初飛行を実現している、

アメリカ空軍は2018年にT-7A 351機とシミュレータ46基などを総額92億ドルでボーイングに発注しており、リスク共有パートナーであるサーブは2020年1月10日から、T-7Aの後部胴体の製造作業を開始していた。

組み立て時の穴あけ作業と使用工具を最小限化したこともT-7Aの特長のひとつとなっている(写真:Boeing)

ボーイングのチャック・ダブンドT-7プログラム担当副社長「T-7Aの本格的な生産開始はT-7Aプログラムだけではなく、航空機業界にとって歴史的な瞬間です。T-7Aの製造プロセスではフルサイズの確定組立を活用しており、技術者は最小限の工具と穴あけ作業で航空機を製造することができます。デジタルプロセスは、初回の品質を75%向上させています」と述べている。