サーベイコプター、フランスDGAと固定翼UAV「Aliaca」の供給契約を締結

フランス海軍が導入する「Aliaca」(写真:Airbus)

エアバスは2月11日、同社の子会社であるサーベイコプター(SURVEY Copter)がフランスのDGA(装備総局)と、同国海軍向け固定翼小型UAV(無人航空機)「Aliaca」(正式名称:SMDM / “Systèmes de Mini Drones ariens embarqués pour la Marine”)11システム(22機)の供給契約を締結したと発表した。

契約には訓練とロジスティックサポートが含まれており、2021年から納入が開始される予定となっている。
Aliacaは全長2.2m、翼幅3.6m、最大離陸重量16kgの自律飛行型電動UAVで、船舶での運用を想定した腐食対策などが施されている。

発艦はカタパルト、回収はネットを使用するため、小型艦艇からも運用できる。発艦と回収は自動化されており、2名のオペレーターで15分以内に展開することができる。

最大航続距離は50km、最大航続時間は3時間で、搭載する電子光学/赤外線センサーやAIS(船舶自動識別装置)が取得した情報をリアルタイムで送信する能力を備えており、戦術的状況の把握、海上での違法行為の取締り、捜索救助、交通監視、汚染検知、不審な船舶の追跡、沿岸監視などへの使用が想定されている。

「Aliaca」の運用構想図(画像:Airbus)

サーベイコプターとエアバスの無人航空システム部門の責任者を務めるNicolas Askamp氏は、「最高水準の品質と信頼性を提供することで、フランス海軍の任務に貢献できることを光栄に思います。今回の契約締結により、サーベイ・コプターは、海上小型無人航空システムの世界的なキープレイヤーとしての地位を強化することができました」とのコメントを発表している。