エルビット・システムズ、アジア太平洋地域のカスタマーから軽戦車と戦車駆逐車の供給契約を獲得

ASCODをベースとする軽戦車「サブラ」(写真:Elbit Systems)

エルビット・システムズは1月26日、アジア太平洋地域の国家の陸軍(国名非公表)に、軽戦車と装輪戦車駆逐車を供給する、1億7,200万ドル相当の契約を獲得したと発表した。

契約期間は3年間で、エルビット・システムズは国名を公表していないが、過去の報道などの経緯から、契約先はフィリピンであると推定される。

供給される軽戦車が、スペインのジェネラル・ダイナミクス・ヨーロピアン・ランドシステムズ(GDELS)の装軌式装甲車「ASCOD」をベースとする「サブラ」であること、戦車駆逐車はチェコのエクスカリバー・アーミーの8輪装甲車「パンドゥールⅡ」をベース車輌とすることが明らかにされている。

エルビット・システムズは主契約社として、同社の105mm砲塔と、電気光学照準器、火器制御システム、「TORCH-XTM」戦闘管理システム、E-LynXTMソフトウェア無線システム、生命維持システムなどのサブシステムを統合する。

パンドゥールⅡの戦車駆逐車型(写真:Elbit Systems)

エルビット・システムズのBezhalel (Butzi) Machlis社長兼CEOは「今回の軽戦車の契約は、エルビット・システムズとGDELSの相互に有益な戦略的協力関係を反映したものであり、ビークルタレットソリューションの共同開発・製造をベースとしています。当社のサブシステムの包括的なポートフォリオは、特にミッションの要件が多様化し、ネットワーク化が進む中で、装甲車市場において強力なポジションを提供しています。私たちは、軽戦車「サブラ」が、導入国の軍隊に高い運用価値を提供できると信じています」とのコメントを発表