BAEシステムズ、米海兵隊の水陸両用装甲車「ACV」の全規模量産を開始

全規模量産が開始された「ACV」の兵員輸送車型(写真:BAEシステムズ)

BAEシステムズは12月10日、同社がアメリカ海兵隊向けに生産している装輪式水陸両用装甲車「ACV」が、全規模量産に移行したと発表した。

アメリカ海兵隊は11月13日にACVのIOC(初度作戦能力)獲得を宣言し、第1ロット36輌を1億8,400万ドルでBAEシステムズに発注している。第1ロットは2021年初頭に72輌まで増加する予定となっており、さらに毎年80輌を5年間生産するオプションも設定されている。

BAEシステムズは現在、2019年6月に締結された、総額6,700万ドルの変更契約に基づいて、指揮通信車型の「ACV-C」と、30mm機関砲を搭載する火力支援車型の「ACV-30」の開発も進めている。

BAEシステムズで水陸両用プログラム担当ディレクターを務めるジョン・スウィフト氏は、「ACVはアメリカ海兵隊に海洋を基盤とした戦争作戦を遂行するための高度なソリューションを提供し、海兵隊の複雑で困難な任務において、ACVは重要な役割を果たすことになるでしょう。私たちはこのプログラムにおける私たちの役割を誇りに思っています」とのコメントを発表している。