スペイン産業界、新航空戦闘システム「FCAS」の実証機初期フレーム契約を締結

2019年のパリエアショーに展示された「NGF」のコンセプトモデル

スペインの産業界は12月9日、同国とフランス、ドイツが共同開発する将来戦闘航空システム(FCAS)の実証機フェーズの初期フレーム契約に署名。この契約でエアバスがFCASの中核となる新世代戦闘機「NGF」のスペインにおけるステルス領域の作業で、主契約者となることが確認された。

実証機フェーズの初期フレーム契約は、2026年後半の初飛行を目標とする技術実証機の開発と最先端技術の成熟化に関する初期作業をカバーしており、今回スペインの産業界がフランス、ドイツの産業界のパートナーとの間で本契約を締結したことにより、スペインがFCASのすべての活動において、フランス、ドイツと対等なパートナーとなるためのプロセスが完了した。

エアバス・スペインのアルベルト・グティエレス社長は「今回の調印は、スペインにおける航空宇宙・防衛分野のプライムコントラクターとしてのエアバスの役割が認められた上でのものであり、当社の実証済みの設計能力、産業能力、技術力、そして欧州の主権者向けプログラムでの成功した経験を貢献することで、スペインの最善の利益をサポートすることを保証するものです」とのコメントを発表している