ボーイング、T-7A練習機用地上訓練システムの製造を開始

T-7Aのシミュレーター(写真:Boeing)

ボーイングは12月1日、アメリカ空軍の次期高等練習機T-7Aの地上訓練システム(GBTS/Ground Based Traing Systems)の生産を開始していたことを明らかにした。

GBTSはT-7Aの操縦訓練だけでなく、実機とデジタル接続して、仮想シナリオに基づいた訓練を行えるシステムで、シミュレーターにはダイナミックモーションシートを含む、実機を高いレベルで忠実に再現したクルーステーションと、従来の高解像度ビデオ(1080p)の16倍の鮮明な画像を投影できる、ボーイングの8Kネイティブプロジェクターが装備される。

またデジタルソフトウェアにオープンシステムアーキテクチャを採用したことにより、空軍の進化するニーズへの最適化が容易に行なえる。

ボーイングでT-7プログラム担当副社長を務めるチャック・ダブンド氏は、「(T-7A)レッドホークの訓練システムは間違いなく世界で最も先進的なものです。このシステムはパイロットの実世界での経験と100%統合されており、『リアル・アス・イット・ゲッツ』なシミュレーションを提供します。我々はアメリカ空軍と緊密に協力しており、GBTSのテストと部隊への投入を楽しみにしています」とのコメントを発表している。