NETMAとユーロファイターGmbH、独空軍向けユーロファイター38機の契約を締結

契約書に調印するNETMAのペレスGM(左)とユーロファイターGmbHのクレーセンCEO(写真:Eurofighter)

NATO(北大西洋条約機構)加盟国のトーネードとユーロファイターの調達機関であるNETMAとユーロファイターGmbHは11月11日、ドイツ空軍のユーロファイターを更新する「Quadroiga」契約に署名した。

Quadrigaプログラムはドイツ空軍のトーネードIDSと、予備部品の枯渇などによって運用継続が困難となりつつある、ユーロファイターのトランシェ1仕様機を更新するもので、今回の契約ではユーロファイターのトランシェ1仕様機の更新と、事故で喪失した2機の補充を目的とする、ユーロファイター38機の新規調達が行なわれる。

ドイツ空軍のユーロファイター

新規調達されるユーロファイターは「トランシェ4」と呼ばれる最新仕様機で、AESAレーダーの搭載や火器管制システム、ソフトウェアなどの更新などが行なわれる。

ユーロファイターGmbHはトランシェ4仕様機の新規導入と、既存のトランシェ2およびトランシェ3仕様機のトランシェ4仕様へのアップグレードにより、ドイツ空軍のユーロファイターは2060年以降まで運用できるとしている。

ドイツ空軍への機体の引渡しは2025年から開始され、2030年までに全機が完納される予定となっている。