エアバス、衛星コンステレーション「プレアデス・ネオ」の日本メディア向けブリーフィングを開催

「プレアデス・ネオ」衛星のイメージCG(画像:Airbus)

エアバスは11月5日、日本のメディア関係者に対して、同社の防衛宇宙インテリジェンス部門のエアバス・ディフェンス・アンド・スペースが開発を進めている衛星コンステレーション「プレアデス・ネオ」のWebブリーフィングを行なった。

プレアデス・ネオは4基の光学衛星を使用する衛星コンステレーションで、ヨーロッパ企業の開発した光学衛星として初めて、30cmの分解能を達成している。

1基の衛星のシングルパス時の最大撮影面積は7,500平方km、回帰数は1日2回以上、4基体制が完成すれば1日最大200万平方キロメートルの撮影が可能となる。

サーマル・バキューム試験を受ける「プレアデス・ネオ」の衛星(写真:Airbus)

1号機の衛星は2021年2月、2号機の衛星は2021年初頭、3号機と4号機は2022年上半期の打ち上げがそれぞれ予定されている。3号機と4号機は電波妨害などの干渉を受けず、送信速度も速いレーザー通信装置の搭載が計画されている。

レーザー通信装置の搭載により、従来型の衛星通信では地上ステーションの上空からで1時間程度、衛星の位置によっては1日程度を要する高解像度画像データのダウンロードが概ね15分程度で行なえる点も、プレアデス・ネオの特長の一つとなっている。

ブリーフィングを行なったエアバス・ディフェンス・アンド・スペースでインテリジェンス統括責任者を務めるフランソワ・ロンバール氏は、プレアデス・ネオの用途として防衛・インテリジェンス、空港や都市などのインフラの管理、重要施設などの監視を挙げており、日本市場においてはとりわけ、防衛・インテリジェンス分野で貢献できるとの見解を示している。