スウェーデン政府、クロアチアにJAS39C/Dグリペンの売却を正式提案

スウェーデン政府がクロアチアに売却を提案したグリペンD(写真:SAAB)

サーブは9月9日、FMV(スウェーデン国防装備庁)と在クロアチアスウェーデン大使館の代表者が、クロアチア国防省にJAS39グリペンC/Dの新造機12機を売却する政府間提案書を提出したことを明らかにした。

サーブで航空事業エリアの責任者を務めるヨナス・ヒェルム上級副社長は同日、「スウェーデンとサーブは、クロアチアの国土安全保障のための包括的かつ長期的なソリューションを提供しており、クロアチアの国民と国境を今後数十年にわたって守ることができます。クロアチアがグリペンを選択した場合、サーブはノウハウと技術を移転し、クロアチアに地域航空支援サービスセンターを設立する用意があります。これにより地元の防衛産業や学術部門との長期的な協力関係が構築され、約500人のハイテク関連の雇用が創出されることになります」とのコメントを発表している。

クロアチアは現在同国空軍が運用しているMiG-21を後継する新戦闘機12機の導入を計画している。クロアチアのメディア「トータルクロアチアニュース」はアメリカ政府からF-16ブロック70の新造機の提案があり、またSeeNewsはフランス政府からダッソー・ラファールの中古機、イスラエル政府からF-16の中古機の提案がそれぞれ寄せられたと報じている。