イカロス・エアロスペース、多用途双発ターボプロップ機「TAV」を発表

ISRだけでなく近接航空支援や前線航空統制などにも使用できる「ワスプ」(写真:Ikarus Aerospace)

カナダのイカロス・エアロスペースは8月10日、多用途双発ターボプロップ機「TAV」(Tactical Air Vehicle)を同社のTwitter公式アカウントで発表した。

TAVはノース・アメリカンが開発し、アメリカ陸軍などで運用されたCOIN機のOV-10と同様、2基のエンジン・ポッドから延ばされたブームの尾端に垂直安定板を立て、その上端を水平安定板が結ぶというデザインを採用しているが、デザインはより洗練されており、空中給油用のプローブも疎美している。

近接航空支援や前線航空統制、戦闘捜索救難など、最前線での使用を想定したモデルの「ワスプ」は11ヵ所のペイロードを備えており、最大8,000ポンドの兵装などを搭載できる。

固定武装としては3連装ガトリング砲(固定式)の搭載が想定されているが、ベリーマウント砲塔も搭載できる。またオプションでレオナルドの「オスプレイ」レーダーやAPU(補助動力装置)の搭載も可能とされている。

イカロス・エアロスペースはTAVの主翼長を延長して、連続30時間以上の滞空を可能とする、有人運用も可能なUAV「ブランタ」も発表している。