ロッキード・マーティン、米国防総省と輸出向けF-16V 90機の製造契約を締結

F-16V(ブロック70/72)のイメージCG(画像:Lockheed Martin)

アメリカ国防総省は8月14日、ロッキード・マーティンとの間で、F-16 90機の製造契約を締結したと発表した

今回発注されたF-16はFMS(対外有償軍事援助)を使用して輸出される新造機。契約期間は10年間、契約総額は620億ドルで、2026年12月31日までに納入を完了する予定になっている。

アメリカ国防総省は輸出国を公表していないが、アメリカ国務省は2019年3月にモロッコにF-16V(ブロック70/72)25機、同年8月に台湾にF-16V 66機の輸出を承認しており、複数の海外メディアが今回製造契約が締結されたF-16 90機の内訳を、台湾向け66機、モロッコ向け24機と報じている。

F-16VはF-16の最新仕様機で、運用寿命が従来のF-16C/Dに比べて延長されているほか、AN/APG-83 AESAレーダーの搭載、大型液晶ディスプレイを使用する新型コックピット、ミッションコンピューターの改良、自動地上衝突回避システムの導入といった改良が図られており、2020年8月の時点でスロバキアとバーレーンが採用を決定している。