ボーイング、モロッコからAH-64Eを24機受注

アメリカ陸軍のAH-64E

ボーイングは6月25日、モロッコからFMS(対外有償軍事援助)を通じてAH-64E「ガーディアン」戦闘ヘリコプター24機を受注したと発表した。納入開始2024年からを予定している。

受注を受けてボーイングでグローバルセールス&マーケティング担当副社長を務めるジェフ・ショッキー氏は「この受注はモロッコ王国との長年のパートナーシップにおける新たな一歩です。世界中でAH-64は需要が高まっており、クラス最高の能力をモロッコに提供できることを誇りに思います」とのコメントを発表している。

AH-64Eの特長図(画像:Boeing)

AH-64EはAH-64Dの改良型で、エンジンの変更や生存性の向上に加えて、搭載するAN/APG-78ミリ波レーダーも改良されており、目標の捜索・追尾能力がさらに向上したほか、洋上目標を捜索・追尾する「マリタイムモード」も追加されている。

また「MUM-T」(Manned Unmmaned Teaming」と呼ばれる、UAV(無人航空機)との協働能力が追加されており、現時点でRQ-7「シャドー」、MQ-1C「グレイイーグル」、陸上自衛隊も導入している「スキャンイーグル」との協働が可能となっている。

AH-64Eはアメリカ、台湾、韓国、インド、今回発注したモロッコなどが新造機を導入しているほか、イギリス、UAE(アラブ首長国連邦)などは既存のAH-64DをAH-64Eにアップデート改修する形での導入も進めている。