ラファエル、「SPIKE NLOS」の新型ランチャーを発表

「SPIKE NLOS」の8連装ランチャーのイメージCG(画像:Rafael Advanced defense Systems)

ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズは6月22日、同社の「SPIKE NLOS」対戦車ミサイルを8発収納する、新型ミサイルランチャーを発表した。

ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズは、ポーランド陸軍の「Ottokar-Brzzoza」(旧称「Tank Destroyer」)の入札にポーランドのコングロマリットPGZと共同で参加しており、今回発表された8連装ランチャーは「Ottokar-Brzzoza」への提案を前提としている。

ランチャーは、スタンドアローンタイプの多目的ランチャーをベースにしており、ポーランド陸軍のBWP-1歩兵戦闘車、KTO ROSOMAK、将来導入されるボルスクIFVといった、ポーランド陸軍のプラットフォームに統合することができる。また既にポーランド軍が導入している「SPIKE LR」と「SPIKE LR2」両対戦車ミサイルの発射能力も備えている。

最大射程32kmの「SPIKE NLOS」

最大射程32kmのSPIKE NLOSは、SPIKEファミリーの中で最も射程距離の長いタイプで、全天候攻撃能力を備えている。電気光学誘導ユニットを搭載しており、レーザー発光、レーダー信号、GPSに依存しない「パッシブ・ターゲット・エンゲージメント」 を可能にしている。

またNATOとの完全な相互運用性を備えたデジタルターゲティングデータを使用した交戦モードを選択することで、「NLOS」(Non-Line-Of-Site)の名称が示すように、見通し線外の目標へも攻撃できる。

SPIKE NLOSは、NATO加盟国を含む世界中の多くの軍隊で使用されており、装甲車輌や特殊部隊用の軽車輌、海上プラットフォーム、攻撃ヘリコプターなどから数千回の発射実績を持つ。ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズはポーランドの新型攻撃ヘリコプター「KRUK」プログラムへの提案も計画している。