ドイツ議会予算委員会、同国空軍のユーロファイターのAESAレーダー換装経費支出を承認

ユーロファイターの機首に搭載されたCAPTOR-Eのデモンストレーター

ている。

ドイツ連邦議会の予算委員会は6月16日、同国空軍のユーロファイター(EF-2000)のレーダーを、AESAレーダーの「CAPTOR-E」に換装するための経費、総額約28億ユーロの支出を承認した。

約28億ユーロののうち15億ユーロは、ドイツに本社を置く防衛・セキュリティ企業のヘンソルトGmbHにおけるCAPTOR-Eレーダーの製造に、5億ユーロはエアバス・ディフェンス・アンド・スペースにおけるCAPTOE-Eレーダーのユーロファイターへの統合と換装作業に、それぞれ支出される計画となっている。

2014年のファンボロー・エアショーで公開されたCAPTOR-Eのデモンストレーター

約1,500個の送受信モジュールによってアンテナ・アレイを構成するCAPTOR-Eは可動式(首振り式)の多機能AESAレーダーで、F-22などに搭載されている固定式のAESAレーダーに比べて約50%捜索可能範囲が拡大されている。

セレックスES(現レオナルド)とユーロファイターGmbH、NATMA(Nato Eurofighter and Tornado Manegement Agency)は2014年11月19日にユーロファイター用CAPTOR-Eの開発契約を締結しており、現在製造が行なわれているクウェート空軍向けのユーロファイター・タイフーンへの搭載が決定している。