台湾の新ジェット練習機T-5「勇鷹」が初飛行

初飛行したT-5「勇鷹」(写真:台湾国防部)

台湾(中華民国)国防部は6月10日、開発中の新型ジェット練習機T-5「勇鷹」が、約20分間の初飛行を行なったことを明らかにした。

T-5は台湾空軍が運用しているAT-3練習機の後継機として、中山科学研究院と漢翔航空工業(AIDC)が共同で開発を進めている。基本設計は中山科学研究院と漢翔航空工業が共同開発したジェット戦闘機F-CK-1「経國」を踏襲しているが、台湾メディアは複合材料などの使用により、全体の約80%が再設計されたと報じている。

全長は14.5m、翼幅は9.25m、全高は4.4mで、エンジンはレオナルドが開発したM-346練習機などと同じ、ハネウェル/ITECのF124ターボファン・エンジン(2基)を使用しているが、M-346が遷音速機であるのに対し、T-5は超音速飛行能力を持つと見られる。

台湾空軍は2026年までにAT-3の後継機として66機のT-5の導入を予定しており、またJanesは台湾空軍のF-5E/Fの後継機として、T-5の軽戦闘機型AT-5の開発が計画されていると報じている。