ボーイングUK、英空軍向けE-7Aの改造作業パートナー企業にSTSアビエーション・サービスを選定

オーストラリア空軍のE-7A

ボーイングのイギリス法人ボーイングUKは5月20日、イギリス空軍が5機を導入するE-7A「ウェッジテイル」早期警戒管制機(737AEW&C)の改造を担当するイギリス側のパートナー企業に、STSアビエーション・サービスを選定したと発表した。

E-7Aはボーイング737NGをベースとする早期警戒管制機で、イギリス空軍向けのE-7Aは飛行時間の短い737NGの中古機を使用して製造される。

ボーイングで製造されたベース機は2021年1月からSTSアビエーション・サービスがバーミンガム空港に新たに設置した施設に納入される予定となっており、同施設ではSTSアビエーションの従業員と、韓国、トルコ、オーストラリアのE-7Aの改造作業にも携わったボーイングのスタッフが協力して、ノースロップ・グラマン製の「MESA」レーダーの搭載や、レオナルドから供給される統合防衛支援システム(IDAS)の統合、10名用ワークステーションの設置作業などが行われる。

E-7Aの改造作業のイギリス側パートナー企業には、マーシャル・エアロスペース・アンド・ディフェンスグループが選定されていたが、同社が撤退したことを受けて、STSアビエーショングループが新たに選定された。

イギリス側パートナー企業の変更による改造作業の遅延は生じない見込みで、ボーイングUKはイギリス空軍に2023年から納入を開始し、2026年までに5機全機の改造作業が完了する予定であると述べている。