サーブ、ラトビアとエストニアから「カールグスタフM4」無反動砲を受注

ラトビアとエストニアが発注したカールグスタフM4(写真:SAAB)

サーブは5月26日、ラトビア国防省とエストニア国防省から、同社のカールグスタフ無反動砲の最新型「カールグスタフM4」を受注した。

今回の受注はサーブとスウェーデンの防衛装備の調達を担当するFMV(国防装備長)が2019年6月に締結した、スウェーデン、ラトビア、エストニアは2019年からの10年間、カールグスタフM4を発注できる枠組み協定の一環として行なわれたもので、発注数は明らかにされていないが、ラトビア、エストニアの両国防軍には2021年から2024年にかけて引き渡される予定となっている。

カールグスタフM4は、砲身を軽量で耐久性の高いチタン合金に、砲身を覆う素材を炭素繊維複合材にそれぞれ変更した事により、重量はM3の9.91kgから、6.7kgにまで軽減されている。また全長も約1m短縮されているほか、キャリングハンドルの大型化など、人間工学の観点に基づいた改良も随所に施されており、発射弾数のカウント機能や、多機能照準装置と接続するためのインターフェースケーブルも追加されている。

カールグスタフM4はアメリカ軍にカールグスタフM3E1の名称で採用されているほか、オーストラリア陸軍などにも採用されており、2014年の販売開始から現在まで、ラトビアとエストニアを含めて13ヵ国に採用されている。