レオナルドとタレス、AW159からの「マートレット」ミサイルの発射試験を実施

「マートレット」ミサイルを20発搭載したAW159のイメージCG(画像:Leonardo)

レオナルドとタレスは5月26日、レオナルド・ヘリコプターズのAW159「ワイルドキャット」ヘリコプターから、タレスが開発を進めている小型多目的ミサイルLMM(Light Weight Murtirole Missile)「マートレット」の試射試験に成功したと発表した。

マートレットは全長1.3m、直径76mm、重量3kgのミサイルで、AW159には最大20発が搭載できる。誘導はレーザーと赤外線ホーミングの併用で、最大射程は8km、飛翔速度はマッハ1.5と発表されている。

イギリス国防省とレオナルドは2014年7月に、AW159にマートレットと、MBDAが開発した「シーベノム」対戦車ミサイルを統合する「FASGW」(Future Anti Surface Guided Weapon)プログラムの契約を締結しており、今回のマートレットの試射試験はその一環として行なわれた。

試験は4月27日から5月21日にかけて行なわれており、レオナルドとタレスはCOVID-19の感染拡大を防止するため、試験参加者間の距離の取り方など、従来の同種試験とは異なる手法の開発・実施に取り組んだと述べている。

マートレットは2020年代後半の戦力化が予定されており、イギリス海軍のクイーン・エリザベス級空母を中核とする空母打撃群への配備が計画されている。