河野防衛相、海賊対処任務などに派遣される護衛艦への防弾ガラス常設化の方針を発表

河野太郎防衛大臣は4月20日に防衛省で行なわれた定例会見で、派遣海賊対処行動水上部隊や、中東地域における情報収集活動のために派遣される海上自衛隊の護衛艦へ、防弾ガラスを常設することを明らかにした。これまでソマリア・アデン湾で活動する派遣海賊対処行動水上部隊として派遣される護衛艦には派遣時に防弾ガラスを取り付け、派遣終了後に取り外されていた。

防衛省は安全保障環境の変化や任務の多様化を踏まえて、コスト面や隊員の安全確保の観点から、防衛省が護衛艦への防弾ガラスの常設を行なってきたが、海賊対処や中東地域における情報収集に派遣される護衛艦への防弾ガラスの常設化が妥当であると判断された。

第35次派遣海賊対処行動水上部隊として派遣された護衛艦「はるさめ」(写真:統合幕僚監部)

常設化の時期について河野防衛相は、現在、設置方法の検討や耐久性・視認性が確保できる防弾ガラスの選定等を行なっており、検討が終了して防弾ガラスの調達などの準備が整い次第、護衛艦に防弾ガラスを常設するための改修を行なうと述べている。

また河野防衛相は今後建造する護衛艦と哨戒艦は防弾ガラスを常設し、その他の艦艇への防弾ガラスの装備についても、それぞれの艦艇の任務などを踏まえて、引き続き検討を行なっていく方針を明らかにしている。