ボーイング、米陸軍「FARA」提案機のコンセプトを発表

ボーイングが発表した「FARA」提案機のイメージCG(画像:Boeing)

軍の「FARA」(Future Attack Reconaissance Aircraft/将来攻撃偵察航空機)に提案する回転翼機のコンセプトを発表した。

ボーイングによれば提案する回転翼機はタンデム複座の単発機で、メインローターは6枚ブレード。コックピットは最構成可能な大型ディスプレイを使用するモジュール式で、飛行制御はフライ・バイ・ワイヤが用いられる。

ボーイングの先端技術開発部門「ファントムワークス」のマーク・チェリー副社長兼ジェネラルマネージャーは、「私たちが提案するのは単なるヘリコプターではなく、軍の作戦と未来のために完全に統合された、手ごろな価格で提供できるシステムです」と述べている。

アメリカ陸軍は2017年9月まで、OH-58D「カイオワ・ウォーリア」を武装偵察任務に充てていたが、OH-58Dの退役後はAH-64Eガーディアン戦闘ヘリコプターがその任を引き継いでいる。

FARAは現在武装偵察を行っているAH-64Eの後継機と位置づけられており、ボーイングのほかベルが「360インビクタス」、シコルスキーが「レイダーX」、カレム・エアクラフトが「AR40」、L3ハリスとAVXエアクラフトが共同開発する新型機の提案をそれぞれ計画している。

アメリカ陸軍は2020年中に2社とプロトタイプの開発・製造契約を締結し、2023年に初飛行させる計画で、FARAの導入に向けた作業を進めている。