エアバス、100機目のA220の完成を発表

A220シリーズ通算100機目となったエア・バルティック向けA220-300(写真:Airbus)

エアバスは11月29日、同社の単通路型旅客機「A100」の製造機数が100機に到達したと発表。同日A220プログラムの拠点が置かれているカナダのミラベルで記念式典が実施された。

100機目となったのはA220のローンチ・オペレーターであり、また50機を発注し、ヨーロッパ地域では最大のA220の顧客でもあるラトビアのエア・バルティックが発注したA220-300で、同社は2016年11月にA220-300の受領を開始。現在20機のA220-300を、ラトビアの首都リガと、UAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビを結ぶ路線などに就航させている。

A220シリーズは2019年10月の時点で20社以上から530機の受注を獲得しており、エアバスはアメリカのアラバマ州モビールに、2つ目のA220の最終組み立てラインの構築を進めている。