三菱重工業、DSEI JAPANで装軌式装甲車ファミリー「MITSUBISHI TVP」の構想を発表

「MITSUBISHI TVP」の装甲ドーザー型の模型

三菱重工業はDSEI JAPANで、装軌式装甲車ファミリーDSEI Japanにおいて装軌装甲車ファミリー「MITSUBISHI TVP(Tracked Vehicle Platform)」の開発構想を発表した。

基本車体のスペックは全長7.0m、全幅3.2m、全高2.4m、戦闘重量24t。最大自足は70km/h以上と発表されている。

DSEI JAPANの会場では転輪6個の野戦装甲救急車型と、転輪5個の装甲ドーザー型の模型が展示されており、三菱重工業は現中期防衛力整備計画で調達が計画されている、陸上自衛隊の75式ドーザの後継車輌に、MITSUBISHI TVPの装甲ドーザー型を提案する意向を示している。

「MITSUBISHI TVP」の野戦装甲救急車型の模型

三菱重工業はファミリー化により調達、運用、教育にかかるコストの低減をMITSUBISHI TVPのセールスポイントの一つとして挙げており、陸上自衛隊の89式装甲戦闘車の後継車輌としての提案や、防衛装備庁と共同で研究を行っているハイブリッド型装軌車輌の研究成果を取り入れた、ハイブリッド型の開発も検討している。

「MITSUBISHI RTS」の試作品

また三菱重工業はDSEI JAPANで、ラバー製履帯「MITSUBISHI RTS(Rubber Track System)」の展示も行っている。

ラバー製履帯は金属製履帯に比べて軽量で走行時の騒音や振動も小さく、コストも安い。三菱重工業はMITSUBISHI TVPクラスの装軌式車輌にラバー製の履帯を使用すれば、1t程度の軽量化が出来ると見込んでおり、MITSUBISHI RTSをMITSUBISHI TVPに使用することを検討している。