レイセオン、アメリカ空軍に対無人機用レーザー兵器システムの初号機を納入

1019年2月に開催されたIDEX2019に展示された対UAV用HELWSのデモンストレーター

レイセオンは10月22日、10月上旬にアメリカ空軍へ、対無人航空機(UAV)用の高エネルギーレーザー兵器システム(HELWS)の初号機を納入したと発表した。

アメリカ空軍に納入されたHELWSは全地形対応車両(ATV)に、レーザー照射装置とUAS検知用の電子光学/赤外線センサーを一体化したターレットを搭載するもので、2018年に行なわれたアメリカ陸軍の演習で、数十機のドローンや他のUAVの無力化に成功している。

レーザー照射装置の出力などは明らかにされていないが、レイセオンは数秒間の照射で無力化できるとしている。レーザー照射装置と電子光学/赤外線センサーを稼動させる電源は、アメリカのスピアー・パワーシステムズが新規に開発したリチウムイオン電池を使用しており、リチウムイオン電池への充電は、220Vコンセントで行なえる。

今後アメリカ空軍は約1年間をかけてHELWSの有効性の検証試験とオペレーターの訓練を予定しており、その一環として海外展開も計画されている。