ハンファディフェンス、次世代型車載防空システム「飛虎2」をADEXに出展

機関砲とミサイルを組み合わせたハイブリッド防空システム「飛虎2」

韓国のハンファディフェンスはADEX2019に、次世代車載型防空システム「飛虎2」(Biho2)を出展した。

飛虎2はアメリカ陸軍の短距離ミサイル防衛車輌導入計画と、オーストラリア陸軍の装甲車輌更新計画「ランド400」フェーズ3への提案を前提に開発されている、機関砲とミサイルを組み合わせたハイブリッド車載型防空システムで、アメリカ陸軍、オーストラリア陸軍への提案は装軌式車輌への搭載を想定しているが、8×8の装輪装甲車への搭載も可能とされいる。

機関砲は最大射撃速度600発/分の30mm機関砲と、最大射撃速度200発/分の40mm機関砲の選択が可能で、いずれも最大射程は3.000m、AP弾、HE弾、ABM弾が使用できる。ミサイルは最大8発まで搭載可能で、射程6,000m、12,500m、25,000mの地対空ミサイルと、射程3,000mの対戦車ミサイルを組み合わせて搭載できる。

火力支援車輌として使用することも想定して対戦車ミサイルの搭載も計画されている

センサーはレーダー反射断面積2㎡の目標に対する検地距離35km、同時に40の目標をトラッキングする能力を持つXバンドAESAレーダーと、レーダー反射断面積1㎡の目標に対する検地距離15km、同時に10×2の目標をトラッキングする能力を持つSバンドAESAレーダー、光学/赤外線センサーの搭載が計画されており、戦闘機に対しては距離7km、UAV(無人航空機)などの小型目標に対しても距離3kmでの交戦が可能とされている。