パラマウントの装甲車「ムボンベ4」、STANAG4569の耐爆性能レベル4を達成

車体底部で10kgの爆発物3個を炸裂させた耐爆テスト(写真:Paramount Group)

南アフリカの総合防衛企業のパラマウントグループは9月17日、同社の4×4装輪装甲車「ムボンベ4」が、NATO(北大西洋条約機構)が軽装甲車や輸送車輌の防弾・耐爆性能を定めた規格であるSTANAG4569のレベル4で定められた耐爆性能を達成したことを実証し、南アフリカの独立した科学研究機関である科学産業評議会から認証を取得したと発表した。

STANAG4569のレベル4の耐爆性能は、対戦車地雷が爆発した際に生じる10kgの爆風に耐えることを求めており、パラマウントグループはムボンベ4×4の車体下部で、10kgのTNT爆薬3個の炸裂試験と、車体から5m離れた位置に配置した、50kgの爆発物の炸裂試験を実施して、STANAG4569レベル4の耐爆性能を実証した。

IDEX2019に展示された「ムボンベ4」(写真:Paramount Group)

ムボンベ4は2019年2月にUAE(アラブ首長国連邦)の首都アブダビで開催された防衛装備展示会「IDEX2019」で発表されたムボンベシリーズの4×4型で、既に実用化されている6×6型と8×8型の実戦での戦訓を取り入れて、車体後部にランプドアを設けている。

ムボンベ4はUAEに採用されており、パラマウントグループは治安維持や非対象戦、平和維持などの用途を想定して、積極的な海外セールスを展開していく意向を示している。