タレスレイセオンとレオナルド、NATOと航空指揮統制システムの強化で合意

ACCSのコンソールのイメージ(写真:NCCS)

タレスとレイセオンの合弁企業タレスレイセオンとレオナルドは9月10日、NATO(北大西洋条約機構)との間で、NATOの航空指揮統制システム「ACCS」における強力強化で合意。覚書への署名を行なったと発表した。

タレスレイセオンが開発したACCSはNATO初となる安全で統一化されたデータベースに依存する航空指揮統制システムで、展開可能な複合航空作戦センターと航空管制センター、RAPプロダクションセンター、センサーフュージョンポストから構成されている。

ACCSは2015年3月からイタリアで運用が開始されており、NATOに加盟する他の10ヵ国で移行が進められている。またミサイル防衛コンポーネントは2012年から運用されており、一部のNATO加盟国では展開可能なコンポーネントの使用を開始している。ACCSがヨーロッパのすべてのNATO加盟国で運用されれば、1,000万㎡の空域がカバーできる。

タレスレイセオンは今回合意された協力強化により、レオナルドの持つ指揮統制システム技術やレーダープロセシング技術、弾道ミサイル防衛技術などを活用することで、ACCSの能力向上がより円滑に進むとしている。