カナダ公共事業・調達省、新戦闘機の提案要求書を4社に送付

ロッキード・マーティンが提案すると見られるF-35A

カナダ公共事業・調達省が7月23日に、同国空軍が運用しているCF-18(F/A-18A/B)を後継する新戦闘機の選定コンペへの提案要求書を、ロッキード・マーティン、ボーイング、エアバス(UK)、サーブの4社に送付したことが明らかになった。

同日付のロイターはカナダ政府関係者の話として、機種選定の結果は2022年に公表され、2025年の早い時期に最初の機体が引き渡される予定であると報じている。

ボーイングが提案の意向を示しているスーパーホーネットブロックⅢの模型

新戦闘機選定コンペはCF-18を後継する新戦闘機88機を、約190億カナダドルで調達するプロジェクトで、ロッキード・マーティンはF-35A、ボーイングはF/A-18E/FスーパーホーネットブロックⅢ、エアバスはユーロファイター・タイフーン、サーブはJAS39グリペンEをそれぞれ提案すると見られている。

エアバスが提案すると見られるユーロファイター・タイフーン

カナダ公共事業・調達省は7月17日にF/A-18A/Bの提案要求書の提示を予定していたが、7月8日付のロイターは業界筋の話として、要求の一部がF-35Aを提案しているロッキードマーティンに有利になっているとの理由で、ボーイングとサーブが不満の意を示したほか、ボーイングとエアバスがカナダ政府に対して条件に対する懸念を文書で送付したと述べたと報じており、提案要求書の送付が先送りされた理由がそこにあるのではないかとの見方もある。

サーブが提案すると見られるグリペンE