ラインラント・エア・サービス、パキスタン海軍向け洋上哨戒機「RAS72」をパリショーに出展

ATR72-500輸送機を改造したRAS72「シー・イーグル」

航空機のMROサービスを主業とするドイツのラインラント・エアサービスは第53回パリエアショーに、同社がパキスタン海軍の委託を受けて改造作業を行なった、ATR72-500をベースとする洋上哨戒機RAS72「シー・イーグル」を出展した。

RAS72は主翼下に兵装搭載用のハードポイントが追加されているほか、ソノブイランチャーと音響処理システム、対潜作戦用戦闘管理システム「アエロミッション」も装備しており、既存の旅客機または輸送機をベースとする洋上哨戒機よりも、本格的な対潜水艦戦遂行能力を備えている。

センサーはAESAレーダーと光学/赤外線センサーを搭載。ブロードバンド衛星通信システムと自己防御システム、電子戦支援システムも備える。

パキスタン海軍は輸送機として運用していたATR-500 2機の改造契約をラインラント・エアサービスとの間で締結しており、2018年6月に引き渡された1機目は同年12月に就役。パリエアショーに出展された2機目も2019年7月10日に、パキスタン海軍へ引き渡されている。