IAIとエンブラエル、新型ビジネスジェット「Praetor600」ベースの早期警戒機開発で合意

「Praetor600」をベースとする早期警戒機のイメージCG(画像:IAI)

イスラエルのIAIとブラジルのエンブラエルは第53回パリエアショーの会場で、エンブラエルの新型ビジネスジェット「Praetor600」をベースとする早期警戒機の共同開発で合意したと発表した。

Praetor600はエンブラエルの中型ビジネスジェット「Legacy500」の発展型で、同機に比べて最大離陸重量が増加し、航続距離も延伸されている。

共同開発ではエンブラエルが機体の製造とサポート、IAIの子会社のELTAが搭載するSバンド AESAレーダーと、同機に搭載されるSIGINT(信号情報収集)装置の開発と製造を分担する。ELTAが開発するレーダーの監視範囲は240度だが、360度全周の監視が可能なレーダーもオプションとして容易される。

Praetor600はこれまで早期警戒機のベース機として使用実績のあるボンバルディアのグローバル6000やガルフストリームのG550などに比べて小型で価格も安いことから、エンブラエルとIAIは大型ビジネスジェットをベースとする早期警戒機に手が届かなかった国々から、一定の需要があると見ている。