イタリア海軍の新強襲揚陸艦「トリエステ」が進水

5月25日に進水した「トリエステ」(写真:Fincantieri)

5月25日、イタリアのカスッテンランマーレ・ディ・スタービアに所在するフィンカンティエリの造船所で、イタリアのセルジョ・マッタレラ大統領らの臨席の下、同国海軍の新強襲揚陸艦「トリエステ」の進水式が実施された。

「トリエステ」は全長245m、全幅は36m、喫水7.2m、満載排水量3万3,000t、推進システムはイタリア海軍が定めた環境対策方針「グリーンフリート」の一環として、ロールス・ロイスMT30ガスタービン・エンジン2基とMANのディーゼル・エンジンによるCODOGに、MANの発電用ディーゼル・エンジン4基を組み合わせている。

最大速度は25kt/h、巡航速度は18kt/h、航続距離は16kt/hで7,000海里、無寄港での最大作戦日数は30日とされている。乗員は460名で、海兵隊員などを収容する604名分の居住スペースが設けられている。

通常は艦載機としてAW101、NH90などのヘリコプター12機を搭載するが、F-35Bの運用能力を備えていると見られる。また艦尾にはウェルドックが設けられており、揚陸艇や水陸両用装甲車なども運用できる。

「トリエステ」は現在イタリア海軍が強襲揚陸艦として運用しているSTOVL空母「ジュゼッペ・ガリバルディ」の後継艦として、2022年の配備が予定されている。