レオナルド、イギリス国防省と「ブライトクラウド55」の試験支援契約を締結

55mmチャフ・フレアディスペンサーから発射される「ブライトクラウド55」

レオナルドは5月23日、イギリス国防省との間で、同社が開発した使い捨てデコイ(囮」)「ブライトクラウド55」の評価試験支援契約を締結したと発表した。

ブライトクラウド55はユーロファイター・タイフーンなどに搭載されている55mmフレアカートリッジ・ディスペンサーから発射される使い捨てデコイで、強力な電波を放出して、レーダー誘導式ミサイルのシーカーを欺瞞する。

イギリス空軍は2018年に、トーネードGR.4攻撃機(2019年3月に退役)にブライトクラウド55を搭載する認証を与えている。2019年4月からはイギリス空軍の第41試験評価飛行隊で、タイフーンGR.4戦闘機への搭載に向けた試験が開始されており、今回締結された契約により、レオナルドはタイフーンGR.4へのブライトクラウド55の迅速な搭載に向け、イギリス空軍を全面的にサポートしていく。

「ブライトクラウド55」(左)と「ブライトクラウド218」

ブライトクラウドからは派生形として、F-15やF-16などに搭載されているAN/ALE-45チャフ・フレアディペンサーから発射する角型の「ブライトクラウド218」と、C-130やA400Mなどの大型航空機に搭載する、より強力な電波を発する「ブライトクラウド55-T」が開発されており、レオナルドはいずれのバージョンも輸出可能であるとしている。