SPY-6レーダー、すべての性能用件を上回る条件化でのテストを完了

カウアイ島に設置されたAN/SPY-6(V)1レーダーの試験機(写真:Raytheon)

レイセオンは2月6日、同社が開発を進めているAN/SPY-6(V)1が、レーダーは、全ての性能要件を上回る状況下でのテストを完了したと発表した。

AN/SPY-6(V)1レーダーの試験はハワイ州カウアイ島に所在する、アメリカ海軍太平洋ミサイル射場施設で行われており、太平洋ミサイル射場施設の試験設備は、艦艇での運用に近い環境で行なうため、海に面して設置されている。この設備に設置されたAN/SPY-6(V)1は予測通りに目標を、探知、捕捉、追尾することに成功している。

AN/SPY-6(V)1レーダーは、現在配備されているレーダーに比べ、捜索範囲と正確性、環境的、人為的な電子反射波への抵抗力などすべての面で優れており、一層の信頼性と持続可能性を備えている。

AN/SPY-6(V)1レーダーはイージス戦闘システムを搭載するアメリカ海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の最新仕様フライトⅢの搭載が決定しており、すでに全規模量産が開始されている。

またアメリカ海軍の他の水上戦闘艦への導入も決定しているほか、現在AN/SPY-1レーダーを搭載するイージス戦闘システム搭載艦を運用している複数の外国海軍も、将来の換装用レーダーとして関心を示している。