スペイン陸軍のCH-47D、CH-47F仕様へアップグレード

エンジンの強化やアビオニクスの近代化など大幅に改良が加えられたCH-47F(写真:Boeing)

ボーイングは1月3日、スペイン陸軍が運用しているCH-47D輸送ヘリコプター17機を、CH-47シリーズの最新型であるCH-47F仕様にアップグレード改修すると発表した。

CH-47Fは製造コスト低減のため機体後部が再設計されているほか、出力の強化に加えて燃費効率と整備性も従来型のエンジンに比べて向上したT55-GA-714ターボシャフト・エンジンを採用。またグラスコクピットの導入によりパイロットのワークロードが軽減されるなど、CH-47Dから大幅な改良が加えられている。

CH-47Fはイギリス空軍、カナダ空軍、オーストラリア空軍などが新造機の導入を決定しているほか、アメリカ陸軍は新造機の導入に加えて、現在保有しているCH-47Dのアップグレード改修も行う計画となっている。

今回ボーイングが明らかにしたスペイン陸軍のCH-47DからCH-47Fへのアップグレードは、アメリカ以外では初の事例となる。なおアップグレード改修されたCH-47Fへのスペイン陸軍への納入開始は、2021年からを予定している。