M-345練習機の量産仕様初号機が初飛行

初飛行を行なったM-345の量産仕様初号機(写真:Leonard)

12月21日、レオナルドが開発を進めているM-345HET(高効率練習機)の量産仕様初号機が、イタリアのベネゴノ・スペリオーレ空港で初飛行を行なった。

初飛行を行なったM-345には、同社のテストパイロットであるキルノ・ブッチ、ジアコモ・ラネッリの両氏が搭乗。飛行中のエンジンの出力変更やアビオニクスの作動検証などを行い、ブッチ氏は統合化されたアビオニクスとマン・マシン・インターフェースに満足を感じたとのコメントを発表している。

M-345はレオナルドの前身の一つであるSIAI-マルケッティが開発したジェット練習機、S-211の発展改良型で、エンジンがプラット・アンド・ホイットニーのJT15D-4CからウィリアムズのFJ44-4Mに変更されたほか、3基の大型液晶ディスプレイを使用するグラスコクピットなど、搭載電子機器が一新されており、第4.5世代以降の戦闘機の訓練に最適化されている。

イタリア空軍は現在運用しているMB-339練習機の後継機として45機のM-345の導入を決定しており、2017年に発注した5機は2020年の引渡しが予定されている。同空軍は現在MB-339を運用しているアクロバットチーム「フレッチェ・トリコローリ」(第313曲技飛行隊)にもM-345を配備する方針を示している。