エアバス、JA2018で日本とのさらなる関係強化に意欲

会見を行なったエアバスグループのステファン・ジヌー駐日代表兼エアバス・ジャパン社長

エアバスは11月28日から30日まで開催される「国際航空宇宙展2018東京」にブースを出展。固定翼機部門ではA350XWBの最新型客室「Airspace」の一部を再現した実大モックアップ、回転翼機部門ではエアバス・ヘリコプターズが開発を進めている無人回転翼機「VSR700」とH160の模型、防衛宇宙部門では高高度滞空型無人航空機「ゼファー」、TESATレーザー通信ターミナルの模型などの展示を行なっている。

エアバスのブースに展示されているA350XWBの新客室「AirSpace」のモックアップ

また28日にはエアバス・グループ日本代表を務める、エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長の会見も行なわれ、この席でジヌー社長は、固定翼旅客機の日本における順調なシェアの拡大と、回転翼機部門でも民間・官公庁市場で50%以上のシェアを確保している事などを紹介した上で、今後は防衛・宇宙分野にも力を入れていく方針を明らかにした。

さらにジヌー社長は経済産業省が2017年3月にフランス航空局との間で、連携強化に関する覚書を締結して以降、定期的にエアバス主催のワークショップが開催されていることや、エアバスが日本の中小企業に投資するファンドを設立して、2018年11月の時点で4社への投資を行なっていることなどを紹介した上で、こうした活動により、これまで競合するアメリカ企業との結びつきが強かった日本企業が、エアバスとの結びつきを強めていると述べ、今後も民間・防衛・宇宙の全分野において、先進的技術を持つ日本企業とのジョイントプログラムなどを展開していけるのではないかとの期待を示した。