エアバスD&S、防衛装備庁技術シンポで常続監視システム「GO3S」をアピール

常続監視システム「GO3S」のイメージ(画像:Airbus Defence and Space)

エアバス・ディフェンス・アンド・スペース(エアバスD&S)は11月13日と14日の両日に東京都内で開催された「防衛装備庁技術シンポジウム」にブースを出展。静止軌道衛星による常続監視システム「GO3S」などに関する展示を行なった。

GO3Sは日本上空に常時滞在する監視衛星を使用する常続監視システムで、日本全土と領海およびEEZ(排他的経済水域)はもちろん、アジア太平洋地域をカバーできる。1回の撮影範囲は100km×100km、1秒間に5フレームのリアルタイム映像として取得し、動体の自動検出能力も備える。

GO3Sが取得した画像のイメージ

監視衛星は高い即応性を備えており、命令を送信してから数分間から5分間程度で撮影場所を移動して、最新映像を取得できる。指定した地域を連続20枚撮影するスキャンモード、指定した動体を常に画像中央に置くトラッキングモードを備えているほか、高精細画像背景の追加やAISなどの船舶情報の付加も可能となっている。
エアバスD&SはGO3Sを現在日本が保有している低軌道衛星や航空機、艦船などのリソースの相互補完により、監視能力が飛躍的に向上するとしており、また弾道ミサイルなどに対する早期警戒への活用も提案している。