アエロヴォドホディの新練習機「L-39NG」がロールアウト

ロールアウトした「L-39NG」の初号機(写真:Aero Vodochody)

チェコの航空機メーカーアエロヴォドホディは10月12日、同社が開発を進めていた「L-39NG」のロールアウト式典を開催した。同社は年内に初飛行を行なうとしている。

式典にはチェコのアンドレイ・バビシュ首相のほか、チェコ軍の関係者、L-39NGの顧客などが参列。バビシュ首相は「チェコは航空宇宙産業での伝統があり、L-39NGプロジェクトは、チェコの航空宇宙産業が高い能力を持ち続けていることを示している」と述べ、L-39NGの輸出に対して政府が支援していく方針を示した。。

L-39NGは同社が1960年代後半に開発し、2,800機以上が生産されたL-39アルバトロスの発展型だが、胴体の90%が新設計されている。またエンジンもL-39のプログレスAI-25TLから、アメリカのウィリアムスFJ-44Mに変更されているほか、コクピットも第4.5~5世代機の訓練に最適化した、近代的なグラスコクピットが導入されている。

L-39NGは4月にセネガルが4機の導入を発表したほか、7月に開催されたファンボロー・エアショーでも、空対空戦闘訓練を請け負うポルトガルのスカイテックから12機(ほかにオプション6機)、スカイテックと同種の業務を行なっているアメリカのRSWアビエーションから12機をそれぞれ受注している。