日本通信エレクトロニック、AERONAUTICS製UAV「オービター2」をSEECATに出展

イスラエル海軍などに採用されている「オービター2」

日本通信エレクトロニックは10月10日から12日まで開催されたテロ対策特殊装備展(SEECAT)に、イスラエルのAERONATICS製のUAV「オービター2」を出展した。

オービター2は翼長3.0mの電動ドローンで、機体にはステルス性能を考慮したデザインが用いられている。最大離陸重量は10.3kg、ペイロード重量は1.5kgで、機首部の旋回可能なターレットには可視光/赤外線センサーのほか、レーザー目標指示機能を備える可視光カメラや測量用3Dマップセンサーなどが搭載できる。

発進に用いるカタパルトは専用バックパックに収容可能。分解した機体を運ぶ要員とカタパルトを運ぶ要員2名での運用も可能とされており、展開から発進までに要する時間は7分間と短い。

飛行制御はラップトップコンピューター1台で行なえる

飛行は完全自律式で、誘導にはGPSとINS(慣性誘導装置)を併用しているため、GPS電波が妨害された環境下での運用できる。制御はセンサー操作用コンソールと結合した、ラップトップコンピューター1台で行なう。

最大対空時間は4分で、着陸はパラシュートを用いて行なうため、回収ネットを用いる機体に比べて着陸時に機体が受けるダメージが少ない。

価格も同規模の製品に比べて低く抑えられており、日本通信エレクトロニックは防衛省や官公庁への提案を視野に入れている。